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【タイ転職】コロナ禍における、タイへの転職事情

Posted 7ヶ月前 by JAC Recruitment Thailand

【タイ転職】コロナ禍における、タイへの転職事情

世界はコロナ禍2年目となりました。新型コロナウイルスの変異株の感染者数が増加傾向にあり、まだ以前のような日常生活が戻らない日々が続いています。タイは2021年5月現在、コロナ第3波の中にあります。

2021年5月1日からは、コロナウイルス感染者数抑制のため、タイ政府は国内の規制を強化しており、4月中は、認められていた入国時のASQ*隔離期間の緩和を一時停止し、14日間の隔離期間に戻す決定をしています。今後の感染者の状況によって、新たに規制が変わる可能性がございますので、最新の情報については、タイ政府の発表や在タイ日本大使館の情報をご確認ください。

今回は、そんなコロナ禍の中でタイ転職を成功させたIさんに、転職活動からタイの企業入社までに至る体験談をお伺いしました。記事の内容は4月時点のものとなります。

Iさんは、20代の女性で、学生時代に海外留学経験があり、前職では英語力を活かして旅行会社に勤務をしていました。2021年4月4日にタイに入国し、隔離期間を経てタイの会社で勤務しています。

*ASQとは、ALTERNATIVE STATE QUARANTINE の略称で、タイ政府代替検疫施設のことです。

 

タイ転職のきっかけ

新卒で前職の旅行会社に入社した時から、将来的には海外で働くという目標がありました。前職は研修制度や転勤で海外に行くチャンスがある仕事だったのですが、コロナの影響を大きく受けてしまい、しばらくは海外への派遣の見通しが立たなくなってしまいました。これが、ライフプラン、キャリアプランを自身の中で見直すきっかけとなり、熟考した結果、このタイミングで海外へ行くことが今の自分にとって最も重要だと考え、思い切って前職を辞め、すぐに海外で働くことのできる環境を探し、転職活動をはじめました。

私はカナダやオーストラリアへの留学経験があるのですが、実際に海外に住むとなると、日本に近い東南アジアの方が、生活がしやすいと考えました。その中でもタイを選んだのは、比較的、就労ビザが取りやすかったからです。

実際に転職活動をしてみて思ったのは、求人は予想以上にあるということでした。私はタイ、ベトナムを中心に見ていたのですが、幅広い業種・職種で英語力が活かせる日本人向けの求人の紹介がありました。

 

転職活動の進め方

【情報収集】

情報収集は、人材紹介エージェントを通して実施しました。リクルーターさんとの面談や紹介いただいた求人から情報を得て、自分なりに適宜ノートにまとめていました。

 

【選考の進み方】

■書類選考⇒ 一次面接(オンライン) ⇒ 二次面接もしくは最終面接(オンライン)

Skype、Teams、Zoom等、利用するツールは会社によって様々でしたが、どこも全て最終面接までオンラインで完結しました。日本とタイとは2時間の時差があるので、仕事終わりに面接調整がしやすく、ありがたかったです。

 

渡航準備

【必要書類&費用】

■渡航2ヶ月前:飛行機&ASQホテルの予約

予約手続きの際に発行される予約確認書が、タイの就労ビザ発給に必要となるので、一番初めに飛行機とASQホテルを予約します。参考までに、航空券代が約5万円、隔離ホテル宿泊代が約10万円で、いずれも会社が全額を負担してくださいました。
 

■渡航1.5か月前:大学の卒業証明書、前職の在籍証明書の取り寄せ

大学の卒業証明書はほとんどの場合、オンラインで取り寄せ可能だと思います。在籍証明書は会社に申し出て、英文で作成していただきます。
 

■渡航1か月前:就労ビザ申請に必要な書類の準備

就労ビザ申請書、証明写真、保険(コロナに対応して高額な保険への加入が必要)は自分で手続きを行いました。その他の書類は、基本的に転職先の会社が用意して、日本に郵送してくださいました。

保険は、滞在予定全期間分を加入しないといけません。金額についての参考として、日本の代理店を通して1年間の保証に加入すると25~30万円程となります。タイの保険会社と直接やり取りすると費用は安く抑えられます。私の場合は、タイの保険会社を利用し、26,143 THBの保険に加入しました 。これは日本円で約9万円程度。こちらも会社が全額負担してくださいました。
 

■渡航半月前:就労ビザ申請                                                                                         

私は、日本の住まいから一番近いタイ王国大阪領事館で申請をしました(ホームページから事前に訪問日を予約する必要があります)。書類に不備が無ければ、申請後2日程度で就労ビザがおりました。就労ビザ取得には9,000円の費用が発生し、こちらも会社が全額負担してくださいました。

■就労ビザ取得後: COE(Certificate of Entryの略。入国許可証のこと)申請

全てオンラインで完結しましたが、保険の手続き※1、COE申請※2で不備があり、何度かやり直しました。

※1コロナ禍で渡航をする際の保険は、タイ到着日から1年間カバーできるものが必要です。しかしながら、私が当初加入をしていた保険は発行日から1年間の保証となっていたため、保険の適用開始日を変更する必要がありました。ビザ申請の際の大使館ではこの間違いを指摘されませんでしたが、COE申請の際に修正をするように指示がありました。

※2COE申請はインターネットで行いますが、申請場所は飛行機の出発地に合わせる必要があります。私の出発地は東京であったにもかかわらず、就労ビザの申請をタイ王国大阪領事館で行ったため、勘違いして大阪を選択しており、変更して申請をし直すように指示がありました。

■出発直前:PCR検査、T.8Form

出発の72時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明書と、T8Formという健康状態を記入する書類の準備が必要です。

PCR検査を受けられる病院を色々と調べましたが、安くて2万円台、高くて4万円越えのところもありました。英文証明書の発行が必要なので、海外渡航用のPCRに慣れている病院がおすすめです。 この費用は自己負担でした。

 

【渡航準備で大変だったこと】

すべてにおいて、同じ状況下(コロナ禍)で渡航した経験者が少ないというのが一番の課題でした。大使館のホームページだけでは充分に理解ができず、転職先の会社を通して確認をしていただいたり、日本のタイ王国大阪領事館に何度も電話をして確認したりしました。

 

タイへの渡航から隔離生活まで


 

【渡航】

成田空港発だったのですが、空港内は閑散としていました。お店もほとんど閉まっており、当日の世界各国への便は合計15便ぐらいでした。タイ航空を利用しましたが、搭乗率は1割程度、座席は1人で1列利用できましたし、機内はとても快適でした。機内ではCAさんが全員制服の上から不織布、帽子、マスクで全身を覆っていて、表情が全く確認できず異様な雰囲気でした。搭乗前と機内で合計2回検温とアルコール消毒がありました。

タイに到着後は、パスポートコントロールまで行く前の通路に並べられている椅子に1人ずつ座り、入国に必要な書類の確認がありました。そこで番号札が配られ、全員が番号札を付けた後、1列に並び、スタッフによる各書類の審査が3、4箇所でありました。その後、パスポートコントロールを通過、荷物をピックアップし、空港の外へ。出口にもスタッフがいて、どこのホテルに滞在するのかを伝えた後、専用車でホテルまで移動しました。専用車はもちろん貸し切りです。ホテルに着くと、検温&消毒の後、どのように毎日検温を報告していくか、ホテルのルールが共有されました。

 

【隔離の様子】

部屋はビジネスホテルよりも広く、ソファー、机、椅子等生活に必要な家具一式があったので、滞在中に困ることはありませんでした。毎日9時前と19時前の2回、検温をし、その結果をホテルのLINEに送ります。食事は8時、11時、18時ごろに、部屋の外のテーブルに置かれます。私のフロアは、ほとんど部屋が埋まっている状況でした。部屋から出るのは食事を取りに行く時だけで、それ以外はずっと部屋の中で過ごすことになるので、相当、精神はまいってきます。運動、勉強、映画鑑賞、テレビ電話、これからのタイの生活に思いを馳せる等して、日々を過ごしていました。

1回目のPCR検査は到着の4日後。鼻に棒を入れるタイプの検査を、ホテルのお庭で受けました。4日ぶりの屋外に、心なしか喜びを感じました。翌日、陰性の結果が出たので、この日以降は1日1時間、ホテルのお庭に出ることができます。室内では、本を読んだりスマホで映画を見たりして時間を過ごしました。ジムやプールもあったのですが、そちらは利用禁止でした。

2回目のPCR検査は到着の8日後。ここで陰性の結果が出れば、いよいよ隔離も終わりが見えてきます。実際は12日間をホテルで過ごしたのですが、チェックアウト前日にはこの生活にすっかり慣れて、自分のルーティンもできていました。人生でここまでゆっくりできる機会はないので、ぜひ隔離前に何をするか決めて準備し、有意義な日を過ごすことをおすすめします。また食事が合わない場合は、それが一番のストレスになるので、自分の好みにあったお菓子やカップ麺、みそ汁などを持参すると良いと思います。

※Iさんを取材した2021年4月時点では、日本からの渡航者の隔離期間は10日間でしたが、2021年5月1日からタイ国内コロナ感染者増加に伴い、再び14日間の隔離期間となります。

 

隔離後から入社まで
 

隔離終了後から生活の拠点となるコンドミニアムを探すまでの間は、別のホテルを予約していたので、そこまでタクシーで向かいました。コロナ禍でホテルの代金もかなり価格が下がっていたので、高級ホテルに安く滞在することができました。
コンドミニアム探しに関しては、これから入社する会社の上司に頼りました。事前に上司に、おおよその家賃やエリア等の条件を共有し、紹介のあった全てのコンドミニアムの内見を1日のうちに見て回れるように設定して頂いたのです。そして内見後に、どの家に住むのかを決めました。運よく内見の翌日に入居することができたので、とてもスムーズに進み、2件目のホテルでの滞在は3泊で済みました。入居翌日が入社日だったので、入居日当日にシーツやタオル等の必要最低限の生活雑貨をTesco(イギリスが本拠地の大型スーパーマーケット)で購入しました。必要最低限の家具家電(洗濯機、ベッド、ソファー、机、椅子、電子レンジ等)は、コンドミニアムにもともと備え付けであるので、心配不要です。

 

 

 

タイでの新生活をスタート

タイに渡航して感じた事は、感染者は日本より少ないのですが、コロナに対して日本国内よりシビアな雰囲気があるいう点です。とっても気温は暑いのですが、みんなマスクをして外出をしていて、ショッピングモールやスーパーマーケットに入る前の検温・消毒は自動で行えるものが備え付けられています。飲食店もアルコールの販売を禁止している等、政府が徹底的に対策をしている印象が強いです。タイに来て、日本にいる時より知り合いが少なく、コロナで人とのコミュニケーションを取る機会が減少しているので、少し寂しい気持ちはあります。しかし毎日、起きて街の景色を見ると、タイに来たという実感が湧き、とても生き生きとした気持ちになります。これからコロナが落ち着き、普通の生活が戻ってくるのが楽しみです。

 

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